【東京/大人の絵画教室】生徒募集中
本日のブログも生徒作品で、ご自宅で描かれたアクリル画です。
支持体はキャンバス、サイズはF4(333×242㎜)です。
ですのでこちらの画像を大きい作品として観るのではなく、小品として捉えてからタッチを見てください。
こちらの絵は、登場する全ての色を同じ面積にするのではなく、8割をブルー系で支配しています。
ライトブルーから始まる同系色の響き合いのお手本となる作品です。
寒色のライトブルー、ディープブルー、ブルーバイオレットをくぐり抜け、寒色と暖色両方の要素を持つレッドパープルを経由し、ピンクへと流れていきます。
主役のピンクの花に添えられた、中央のオレンジがいい仕事をしています。
このアクセントが無いと、勢いのある背景や葉の荒々しいタッチに飲まれて、色数が少々物足りないように感じます。
このオレンジを指で隠して見ると、そのことが確認できます。
こちらの作品は、『8割がブルー系』というのがポイントです。
「写真資料のままではなく、好みの色で仕上げたい」と思ったときに、配色に困ることがあります。
そんなときはまず、絵全体を印象付ける“支配色” を決めることです。
あとは、色相環(色を虹の配置で環状にしたもの)に頼り、相性の良い隣の色を隣接させれば、色彩の調和のとれた美しい作品に仕上がります。
色相環については過去のブログ(2022/9/7〜)に書きましたので、是非そちらも覗いてみてください😀
https://tokyo-kaiga.com/blog/20220907-1326/
https://tokyo-kaiga.com/blog/20220908-1330/
https://tokyo-kaiga.com/blog/20220909-1335/
https://tokyo-kaiga.com/blog/20220910-1345/
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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