【東京/大人の絵画教室】色の相性Ⅱ
昨日のブログの続きです。
↑画像は偶然目に留まった画像の『同系色と補色&これら以外の色の組み合わせ』についての参考資料です。
色には、“相性の良い色どうしの組み合わせ”というものがあります。
色というものは、基本的に1色では輝きません。
2色を隣接させた時を条件に、相性の良い組み合わせは以下です↓
・同系色
・補色
トップ画像の色相環を頼りに説明します。
例えば【赤】を例に、
・赤の輝同系色=赤の両隣の赤紫と橙(レッドヴァイオレット、レッドオレンジ)
・補色=環の反対側、もっとも遠い正対する色(グリーン)
補色(反対色)を覚えることが難しい場合は常に【色相環】を常備すれば良いのですが、無い場合には以下を覚えてください↓
・黄=紫(食用菊)
・橙=青(イソヒヨドリ)
・赤=緑(クリスマス)
『色調が美しい』『色に惹きつけられる』と感じる絵は、なぜ綺麗に見えるのか?
それは、輝同系色や補色の関係性を駆使し、考え抜かれた色の組合わせで仕上げているためです。
画像のセブンイレブンの配色は、同系色(レッド、オレンジ)と反対色(レッド、グリーン)を配し、安定の安心感を表現しています。
名画のほとんどは、これらの色の関係性が守られています。
教室では、混乱しないように【輝同系色】と【補色】しか教えません。
が、しかし、
「逆も真なり」
ということもあります。
これは理屈ではありませんので授業向きの言葉ではありません。
ですが、感じ方の個人差もあって、『美しく見える配色』というものも否定してはいけません。
例として、画像にあるセブンイレブンの看板の隣ののぼり旗(青色と黄色)がそうです。
ウクライナの国旗の色は、「空と向日葵」かな?と想像していましたが、
「青色は空を、黄色は大地を染める小麦と農業を表している」という配色なのだと最近知りました。🇺🇦
例えば開放感のある大空と大地の組み合わせに癒しを感じるのであれば、こちらも正解なのです。☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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