二点透視図法(ワシントン州、ビクトリア朝の家②)
画像の家は、米国ワシントン州スポケーン市のダウンタウンにあるビクトリアンスタイルの家です。
前回のブログ
https://tokyo-kaiga.com/blog/20231102-2123/
では透視図法を活用して鉛筆デッサンを仕上げる内容でした。
↑上図の2枚は、前回と同様に水彩画としても仕上げられる状態です。
この2枚の違いが感じられるでしょうか?
上は鉛筆のみで仕上げた線で、下の絵はピグマペンが入っています。
とくに下の絵は、透明水彩にする目的でペンと鉛筆を併用したものです。
知られていないだけなのか?プロの絵にもあまり見られない表現の一例として伝えたかったので、授業でも紹介してみました。
・自然物→鉛筆
・人工物→ペン
で表現しています。
上図のペン画は「ピグマ」という太さが一定している画材ですが、インクをつけて描く「Gペン、芦、竹、割り箸」などのペンでも合います。
影の色(青系)を決めて、先に人工物に明暗を描きいれるグリザイユ技法からスタートしますが、自然物は後から(固有色を入れてから)影の色を滲ませたり重ねたりします。
画材併用は、質感を描き分けるには良い方法です。
好みの分かれるところですが、一度は挑戦してもらいたい表現の一つです😀
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