【東京/大人の絵画教室】講師作品

query_builder 2022/12/04
ブログ
飛騨古川

↑《白壁土蔵街》岐阜県飛騨市/透明水彩/F4


前回のブログで書いた練習方法によって、トップ画像のような透明水彩が描けるようになります。
形どりの技術も必要ですが、先述したように、鉛筆も含め、何よりも『筆使い』と『濃度』が重要です。
透明水彩の場合は『タイミング』『重ねる回数』も含まれます。


色を重ねる回数ですが、本作のスケッチ画のような淡彩表現では、遠景や外側が1回、中景が2回、主役や近景が3回が基本です。
トップ画像の絵は、水路を主役にしました。


透明水彩の難しいところは、にじみを用いる場合は、下の(ベースの)真水、色水が乾燥する前に仕上げなくてはならないため、ゆっくり落ち着いて紅茶を飲みながら描くことはできません☕️
そのため、最初に置くベースも後から加える色水にも『筆使い(タッチ)』と『濃度』を、プロの料理人や職人のように腕に憶えさせることが理想です。

また、透明水彩は完全に乾いてしまったら明るく修正できない(筆で洗う、不透明水彩を使用するという方法もありますが、大抵画面が汚れます)ので、こちらも『筆使い』と『濃度』を思い通りに操作させたいところです。

『ベースが乾かないうちに滲ませる』『ベースを完全に乾かしてから重ねる』
この両方とも、『筆使い』『濃度』が重要です。

前回のブログの練習方法を是非、参考にしてみてください😀↓
https://tokyo-kaiga.com/blog/20221203-1809/


平賀太朗

〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕

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