【東京/大人の絵画教室】生徒作品
復習は何度でも繰り返す事が必要です。
自由制作コースの生徒さんにも、初心者(基礎)コースの課題を用意したり、モチーフを変えて同じテーマで基礎を復習することがあります。
初心者コースは初日に、鉛筆による10種類の線の引き方を練習します。
今回紹介する絵は初心者コースの課題で、10種類の線のうち、9種類の線を駆使するという課題です。
今回のブログの小樽の描き方は、2021/05/09のブログで少し説明しています↓
https://tokyo-kaiga.com/blog/20210509211519-803/
↑私が作った参考作品ですが、授業用のものはすべて“中間の表現”を意識して描いています。
この絵を基準に、これよりも線を省いてもよいですし、もっと描き込んでもよい。よりスピードを持たせた線や、酔っているような揺れる線でもよい。
“9種類の線”と“その人らしさ”が表れていればよいという課題です。
9種類の線は↓
・太い〜細い線の3段階
・濃い〜淡い線の3段階
3段階×3段階=9種類です。
トップ画像の絵は生徒さんが描きました。
9種類の線もバランスよく置かれていますし、子供が落書きを楽しむような、良い意味で勢いのある乱暴な線も魅力です。
参考作品に引っ張られすぎず、粗密もあり、とくに密集させた線によって、厳寒の冬の印象を力強く表現しています。この土地の、いにしえの歴史さえも感じます。
私の参考作品よりも生き生きとしていますよね?
大家の風格です☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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