【東京/大人の絵画教室】エスキース
《クリスティーナの世界》819×1213㎜/テンペラ/1948年
エスキースについては前回と8/15のブログでの予告で書きましたが、
https://tokyo-kaiga.com/blog/20220815205807-1218/
エスキースはフランス語が語源で、スケッチや下絵の意味を持ちますが、
私の教室では、“完成イメージ画を作る”ための資料と捉えています。
頭の中に完成のイメージが出来上がっていれば、エスキースの方法、画材などは自由です。
要は完成に至るまでの“設計図を作る”ようなものなので、自分だけが解る情報でもよいわけです。
トップ画像は日本でもファンの多い、アンドリュー・ワイエスという画家の作品です。
父のN・C・ワイエスも、小説『宝島』の挿絵などを描いた画家で、ご子息ジェイミー(ジェイムズ)も著名人などをモチーフにした画家です。
画家は2代続くことが稀な厳しい世界ですが、親子3代に渡り画家として活動していました。
トップ画像のエスキースが以下です↓
本番の絵をいきなり描き始めるのではなく、これらの資料を準備してから本画制作に着手します。
前回のブログにも書きましたが、これらのエスキースは遠回りのようで、実は最短距離を行く行為です。
《オイルランプ》1945年
オイルランプのための習作
習作ですが作品になるくらいの画力ですよね!(◎_◎;)
明日以降も、しばらくエスキースに関する内容を書いていこうと思います☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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