【東京/大人の絵画教室】エスキース
《河童湯》282×187㎜/水彩紙/アクリル画/2021年 平賀太朗
エスキース(仏: esquisse)とはスケッチのことであるが、語源的には、「下絵」を指す。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本番の絵をいきなり描き始めるのではなく、その前に備えて描く下絵がエスキースです。
もちろんいきなり本番に入ってもよいのですが、計画もなく、守勢を繰り返すことでなかなかまとまらず、結果的に膨大な時間を費やすことになるケースが多くみられます。
エスキースは遠回りのようで、実は最短距離を行く行為です。
例として、まず私のエスキースをお見せします↓
↑立石の酒場で描きました。
このようにメモ的なエスキースを残します。これらを溜めたものが、展覧会や公募展の出品作品に活かせます。
私の教室ではエスキースのことを、『作品を作るための設計図』と言っています。
個人の画風、表現方法によって様々な作り方がありますが、自分にとってわかりやすい情報であればよいので、あまり難しく考えずに、作品に必要なすべての情報(図形の組み合わせ、明暗のバランス、色の配置、構図)を書き込んだ設計図づくりとして捉えると、生徒さんも楽しめるはずです。
トップ画像の《河童湯》のエスキース(一部)もあります↓
私の場合、文字情報も多くなります。
このエスキースに必要となるものがカラーチャートです↓
この絵の説明も少し書いておきますね。
「河童さんも、たまには温かい銭湯に入りたかろう」
棲家の川辺から銭湯へ向かう姿です。
上半身裸ですが、なるべくこの子が恥ずかしがらないように、最も大事な皿は隠してあげましたw
「OPEN」の文字も、そのまま描いては面白くないのでNを反転させ、ドットを入れてみました。
今回のブログの絵は教室指導用のものではなく、画家としての現代アートですので、いわゆる写生にはなりません。
画面の中を複雑に、というか登場させる物の出し入れを自由に、好き勝手に組み合わせていますのでこのようなエスキースになります。
この完成イメージ画があると、本番で困惑することはほとんどありません。
生徒さんも上級生となると、風景をありのままに描くのではなく、より効果的な絵作りに挑戦するかたが増えてきます。
エスキースが必要な生徒さんには、“プロの画家” を経験するつもりで、エスキースを含めたプロセスを楽しみながら描き進めてほしいと思っています☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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