【東京/大人の絵画教室】授業
昨日、一昨日に引き続き、授業内容を紹介します。
テーマは同様に『描きたい対象を四角い箱に入れる』です。
この『四角い箱に入れる』という捉え方の対象物は、人工物に多く用います。
主に、建物、瓶、器物です。
今回は瓶(ワインボトル)です。
まずは測量です。
このワインがすっぽり入る四角い箱を作ります。
比率は、幅:高さ=1:4と少しです。
1:4に少し足しますが、足す高さが短すぎるので測量の限界があります。
ここは、「ほんの少し足す」でOKです。全ての行程がそうですが、誤差の程度がミリ単位であれば、全体の印象は大きく変化しません。
画用紙にこの1:4+少々の箱を描き入れる方法は、一昨日のブログを参考にしてください。
次に、上図のように中心線を入れます。
左右対称の瓶、器物には必ず中心線を入れます。
形の曲がり始め(変化する箇所)を探します。
連日測量を紹介していますが、ここでも役に立つ図が以下です↓
上図を参考に、特徴的な箇所(ラベル等)の位置も探します。
そして、ここが難関なのですが、器物を描くときの最も難しい形が楕円です。
真上から見たときに正円になるものは、必ず楕円が登場します。
目の高さと同じ円は直線になりますが、目から遠ざかるほど正円に近づきます。
このワインの場合、瓶の底が最も目の高さから遠い円です。
ラベルも文字も、楕円の線上に接しています。
中3数学で学んだ二次関数の放物線のように緩やかに描きます。
陥りがちな悪い例が以下です↓
・頂点の点接触が面接触になる
・頂点が尖る
・急激なカーブ
目に見えない向こう側にも円があります。
自然に回り込むようにラベルや瓶の底を描きます。
このときに必要なものも中心線で、上下左右対称の形を作るために、十字に補助線を入れます。
下書きを終えたら再度、図形をチェックしましょう。
左右対称になっていなかったら、左右どちらかの形に合わせて修正、どちらも合っていない場合は見直しましょう。
鉛筆4Bのデッサンです↑
『白ワインの入った透明な瓶だ』と思って描くと、初心者の場合は先入観が働き、上手く描けないケースが多くみられます。
『様々なトーンの図形の組み合わせ』と思いながら、各トーンを平面的に捉えた図形をパズルのようにはめ込む作業で立体感が生まれます。
明るい図形から徐々に暗く描き進めてもよいのですが、なかなか暗い図形まで辿り着けません。
私の教室では、暗い図形を先に押さえてから、この暗さを基準に各トーンを埋めていく方法を採用しています。おすすめです😄
ざっくりとではありますが、以上が今回の授業内容です。
要点の詳細がブログでは書ききれないので残念ですが、教室で無料体験として聞いていただくことも可能ですし、なるべく早くYouTubeや書籍で説明ができればと思っています。
このワイン、デッサンを描き終えたらチビチビ飲もうと楽しみにしていたのですが、、、
妻とお義母さんに飲み干されました😄
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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