【東京/大人の絵画教室】生徒作品

query_builder 2022/10/16
ブログ
花を描く

本日も生徒作品です。

ご自宅で描かれた油彩画で、サイズはF4(333×242㎜)です。
そのため、こちらの画像を大きい作品として観るのではなく、小品として捉えてからタッチを見てください。

では、解説していきます☺️

支持体はキャンバスボードです。
キャンバスボードは、厚紙の表面に布目のような凹凸加工を施したものです。
キャンバスのように厚みがないので、卓上でも描きやすいです。

油彩の着彩後はキャンバスのようにクリップで挟んで持ち運べませんが、薄くて軽いので持ち運びが楽です。

キャンバスの画布は、塗る時にトランポリンのように少し跳ね返りますが、キャンバスボードは素直に置くことができます。どちらが良いということはありません。相性があります。

額の色やデザインにもよりますが、キャンバスは額も厚くなりますので重厚感のある絵に向いています。
キャンバスボードはその逆で、まさに本作のようなフワリと軽い作品が合います。



お花がニコニコ笑っていますね〜☺️

下地の乾燥を待って2回に分けて描かれていますが、あまり地色の深みにこだわらずに、スケッチのように早描きした作品からは、迷うことなく楽しそうに描かれている様子がうかがえます。

タッチも、修正を繰り返すことなく1回で決めています。
ためらいなく描ける能力だけでなく、配色も優れています。

画面に中心線を入れ、4分割してみるとわかりますが、各部屋のイエロー、イエローオレンジ、オレンジ、レッドなどの面積を全て変えています。
立体表現を排除してもいいのです。動きのある絵画が堂々と登場しています。

また、使用されている色のほとんどに白が混色されています。
白は濁色なので彩度が下がりますが、パステル調に仕上げるためには必要な画材です。
そのお手本になる色調の作品に仕上がりました。




名画

↑オディロン・ルドン

教室で「ルドンのような美しい色彩ですね」と言いましたが、やはり好きな作家のひとりだそうです。

『好きな作家の画風』を見つけるのも上達を助ける方法の一つですね☺️



平賀太朗

〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕

NEW

  • 【デッサンのコツ】9種類の線を駆使する「農村の家」――写真を超える「絵づくり」のステップ

    query_builder 2026/09/06
  • 『絵の先生』って、何を教えてくれる人だと思いますか?

    query_builder 2026/05/19
  • 【展覧会告知】第24回 水美会展のご案内

    query_builder 2026/05/01
  • 【生徒作品紹介】緻密さと透明感の融合、Iさんが描く「水辺の光のリズム」

    query_builder 2026/04/26
  • 芸術遺産と相続税――「日本の宝」を守れない制度への問い

    query_builder 2026/04/12

CATEGORY

ARCHIVE