【東京/大人の絵画教室】生徒作品
独立して3年、落ち着いたところで平賀美術倶楽部のスケッチ会(自由参加)を開催しようと思っています。
絵は主に、写真を見て描く場合と実物を見て描く場合があります。
基本的にはどちらも同じ描きかたですが、無限に広がる実際の風景を目の前にすると、スケールの大きさや大量の情報が目に入り、風景に圧倒されて写真画像を描くようには筆が進みません。
でも大丈夫です。簡単に描けるコツがあります。平賀式分度器もあります😄
現地で描けるようになるためのスケッチ講座を2〜3ヶ月間行い、来年9月中旬から10月上旬辺りに教室から近い場所でと考えています。
画像は生徒さんの作品です。
スケッチに行って描いた絵を見せていただきました。
その場で完成させて、その場所を撮影した画像を参考に家で加筆修正、調整を加えました。
構図の基本は、上下左右非対称で大小関係を作った方が画面に動きが出るのですが、本作の生徒さんはシンメトリーが好きなかたです。
基礎コースではこのような構図は避けるように指導しますが、『逆も真なり』です。
経験を重ねるうちに“自分らしさ”が芽生えてきます。敢えて困難な構図に挑戦している姿勢も応援したくなります。
シンメトリーなのに調和がとれている理由は、タッチの使い分けと色調のリズムにあります。
大きな形は左右対称ですが、各図形の中のタッチや明暗には、大〜小、粗〜密の関係をリズミカルに配しています。
色も、黄緑→緑→緑青→青の同系色と、紺⇔焦茶の補色を上手く利用しています。
昨日のブログ作品のように差し色の彼岸花が効いています。
距離を考えると彼岸花の花が大きいですが、本作の世界観では『彼岸花に見せたいための良い嘘』なのでこれで正解です。
近景に置いてもよいのですが、日向の彼岸花の方がほっこりしますね☺️
大人の頭部を描く場合は実際よりも小さく描く方がオシャレですが、やはり世界観を崩す必要はありません。従って、5頭身なので、ここは子供が遊んでいる設定ということで😄
ちなみに『逆も真なり』と書きましたが、絵の基本とは逆の作風例です↓
ジャスパージョーンズ《標的》
シンメトリーであり、同系色、補色を無視した作品ですが、徹底的に突き抜けると名画になります。
このような現代アートは解釈が難しいので教室としては教えませんが、必要に応じて個別指導を行います。ですが、まだこの分野を必要とする生徒さんは今のところ登場しません。
本作の生徒さんが『真の逆』を目指すかもしれません☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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