【東京/大人の絵画教室】講師作品
一昨日のブログで猫の生徒作品を紹介したので、今回は授業で描いた猫で、デッサンではなく水彩を紹介します。
写真は生徒さんが近所の猫を撮影した物です。
デッサンは、質感に合わせて
・柔らかいものは太い線
・固いものは細い線
を主に使用します。
着彩はまず、影や体毛の模様が持つ暗さを見ながら、影の色(インディゴやペインズグレーなどにごく少量のセピア)の濃淡でモノクロ写真のように仕上げます。
これを『グリザイユ技法』といいます。
もっとも暗い箇所から描き始めます。
淡い影から徐々に強くしてゆく描き方でもよいのですが、なかなか最暗部まで辿りつかない、踏み込めない傾向にありますので、先に最も暗い箇所を押さえる方法が有効です。
ちなみに水彩画だけでなく、鉛筆デッサン画も最暗部から描き進めます。
このモノクロ状態で、奥行きや立体感ができていればもう心配はいりません。
※髭や体毛の一部に白抜きインク(マスキングインク)使用
あとはモノクロ写真状態をカラーにするだけです。
画面を乾かしたのち、固有色(そのものが本来持つ色)を重ねて完成です。
一昨日の生徒さんが描いた猫のように可愛くかけませんでしたww
子猫ではなく大人の野良ちゃんだからか野性味のある猫になりましが、背景とマッチしていて、これはこれで良いと思います😄
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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