【東京/大人の絵画教室】生徒作品
こちらの作品は、生徒さんがご自宅で描かれたものです。
水分をたっぷり含ませた色同士が自然に滲みあって、乾燥後であってもとても瑞々しい作風ですね。
色調も、イエロー、イエローグリーン、グリーン、ブルーグリーン、ブルーの同系色が仲良く関わり合って、画面全体が輝いています。
写真には細かい情報が多いのではと想像しますが、絵としてここまで省略することは難度が高い技術です。
響き合う色ムラの使い方がとても上手です。
奥の御堂をつい細かく塗ってしまいがちですが、蓮の花を主役にしていますので、省略して背景の色と馴染ませています。目立たない小さな絵作りなのですが、効き目は大きいです。
この絵作り、この配慮の発見、素晴らしいです!
花も『大、中、小』の関係を作っていて心地よいリズムを作っています。
よく見ると斑点があります。
昨日のブログでも描きましたが、真水のスプレーによるものかな?
水彩は、半乾きの状態で水滴を垂らすと雨粒のような斑点ができますが、、
水スプレーではなく、塩を振ったようにも見えます。
塩は、半乾きを待たなくても斑点ができます。
聞き忘れたので💦次の授業で聞いてみます😅
ということは、明日か明後日のブログは『塩を使った水彩画』を紹介せねば☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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