【東京/大人の絵画教室】講師作品
夕景は、イエローオーカー(黄土色)、ブラウン(赤茶色)、セピア(焦げ茶色)を全面的に使用すれば出来上がります。
今回は、夕景の描き方を紹介します。
↑まずデッサンですが、暗めの夕景であれば、明度の低い色で線が隠れてしまわないように、ペン(ピグマなど)やチャコールペン(木炭)がお薦めですが、まだ明るい夕暮れ時の場合は柔らかい鉛色が持ち味の、鉛筆も合います。
今回はまだ空も明るい時間の写真ですが、ピグマペンを使用しました。
↑着彩はまず、影や暗い箇所を探し、セピア系の濃淡で立体感や遠近感を作ります。
全ての「日陰を探す」ことが不得意なかたは、「日向を探す」ことも行ってください。
日向以外の全ての箇所にセピアが入ります。
見て感じた色をダイレクトに入れながら仕上げても良いのですが、明暗の強いものや、人工物には上記の方法で描いた方が失敗が少ないです。
この方法は【グリザイユ技法】といって、油彩画で用いられていた技法です。
白黒写真のイメージに近いです。
影の色は本来であればインディゴブルーやペインズグレーなどの青みの色を使用しますが、夕景はセピア(ごく少量インディゴやブラックを混色してもOK)を使用してください。
↑グリザイユの乾燥を待ってから、固有色(そのものが本来備わっている色)を重ねます。
※写真では空は青ですが、白く残します。
最後に画面全体をイエローオーカーで染めて完成です。
固有色を入れることはさほど難しくはありません。
影の色で明暗を万全に描くことが重要です。
グリザイユの段階で、一枚の風景画になっていれば成功と思ってください。
昨日8/30のブログで紹介した生徒さんも、ちゃんと知識を引き出していましたね☺️
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕
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