【東京/大人の絵画教室】 北斎の虎

query_builder 2022/08/22
ブログ
虎

江戸の大画家、葛飾北斎。
昨日のブログで書きましたが、
「猫1匹すら描けない」
と嘆き、泣いていたという話で思い出しました。

アニマルズ

画面左上の猫、
確かに、、、?
私は勿論大好物 ですが、どうでしょう、、下手に見えますよねw?
ヘタウマです。(北斎先生|ω・`)スミマセン)

実は晩年、素晴らしい虎を描いています。
もう既に表記してバレてしまいましたが、トップ画像の虎です。

猫のような愛嬌たっぷりの虎の誇張は、現代人では誰も描けません。

日本人で初めて虎を見たのは朝鮮出兵時の豊臣秀吉です。
江戸時代の絵師は、実は誰一人実物の虎を見たことがありません。
殆どの絵師は、中国や朝鮮から届いた絵を参考に、【ネコ科】という少ない情報を元に、想像で描いていました。

亡くなる前月に描かれた虎。
シッポは長く、虎特有の縞模様を排除し、目は大きく描かれた誇張、
口角を上げて、むしろ雪中を喜ぶような姿、、、

落語の人情噺にもあるように、悲喜こもごもの世界を感じます。

このモチーフが犬であれば、童謡のように当たり前すぎて面白くない。

無駄を排除した真の姿がそこにあります。


平賀太朗

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