【東京/大人の絵画教室】パリ時代Ⅱ

query_builder 2022/08/19
ブログ
三船敏郎

前回はピカソ、岡本太郎のお話もありましたが、同じくパリ時代に美輪明宏、横尾忠則などが平賀の家を訪れたことがあります。
美輪明宏さんは、父(敬)の大勢の友人の前で、リクエストに応えてシャンソンを歌ってくれたことがありました。
私もエディット・ピアフが好きなのでシャンソンも勿論のこと、『ヨイトマケの唄』もリクエストにあったらた聴いてみたかったです。

美輪明宏さんは、「照明を全て消して、ロウソクを灯してほしい」という、想像するだけで酔いしれてしまいそうな演出を提案、当然皆さん心を奪われ、うっとりしてしまう美しい歌声の美少年だったそうです。

横尾忠則さんは下戸で、コカコーラしか飲まなかったそうですが、飲兵衛画家ばかりの中、よく訪れていました。「グラフィックデザイナーだけでなく、画家にもなりたい」という理由があったのかもしれません。



三船敏郎とも交流があり、『グランプリ』というF1レースを物語る映画に参加したことが縁で、撮影期間中はよく二人で飲んでいたらしいです。
※↑画像中央、三船敏郎さんの隣が平賀敬です。


レースに敗北し、酒場でチームの反省会をするシーンで、口にたっぷりビールの泡をつけて悔しがる平賀敬に、

監督は、
「あの素晴らしい演技のアクターはどこの事務所だ?」

母は、
「俳優ではなく画家です。あれは地です」
と答えたそうです。(笑)

この演技というか地というかが影響したのかはわかりませんが、父はその他の映画にもよく出演していたようです。
ある映画で、悪役として銃で撃たれて ‘階段落ち’ をするシーンが与えられた事を知ってから、しばらく『どう演技すればリアルになるか』を悩んでいました。
画家であり、俳優ではありませんから当然悩みますよね。
毎晩ワインやアブサンを飲みながら悩んでいたある日、飲みすぎて転んだ時に気づいたそうです。

「よし!本番は酔って挑もう!」

どうせ素人だからまともな演技はできない。
アルコールでしたたか酔えば、階段から転げ落ちた時にオーバーアクションが可能だし、怪我の心配はあるが体を打ち付けても痛みが少ないとのこと(笑)
リノ・ヴァンチュラにも何度もピストルで撃たれたそうです。

ジュリエット・マシーナ

↑フェデリコ・フェリーニ監督の名作『道』の中で、ザンパノ(役名)に芸を仕込まれる少女役として出演していた、ジュリエッタ・マシーナが写っています。
彼女の隣にいるサングラスをかけた、いかつい男が平賀敬です😅


明日のブログですが、
父である平賀敬の作品について絵画解説の記事を2016年に書いたことがありますが、その全文を載せます。
パリ時代のことも書いています。


平賀太朗

〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕

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