【東京/大人の絵画教室】生徒作品

query_builder 2022/07/28
ブログ
モンマルトル

パリの風景です。

4歳までパリのこの辺りに住んでいましたので、この道は僅かに記憶があります。

この道を進むとテルトル広場があり、画家たちが観光に訪れた人々の似顔絵を描いたり、風景画を売っていたりと賑やかな場所です。

29歳の時にも訪れたこの広場は周囲をカフェに囲まれ、ワインを飲みながら画家たちの営みの観察が楽しめます。

さらに奥へと進むとモンマルトルの丘があり、丘の頂には、本作にも登場しているサクレクール寺院が鎮座しています。

サクレクール寺院

本作の2枚のスケッチ画は教室内ではなく、ご自宅で描かれたもので、完全にオリジナルです。

画用紙の白が持つ純粋さを100%引き出している、明るくてとても清潔な作品ですね。
まさにスケッチ画という絵で、透明感のある淡さに加え、外側に向かって消えゆくように、余白の形や範囲も上手に残しています。


【淡彩】は淡すぎると “眠い絵” になりがちですが、本作は、淡さの中にも3段階以上の濃淡が入っていますので、それは感じません。
眠いと感じる絵は、濃淡が2段階しかありません。


スケッチ画というのは “軽さ” が自慢の表現です。
淡彩であることと、余白の白の取り込み方によるものです。

こちらの作品を見せていただいた時に、卓上で思わず画面を持ち上げて手を離してしまいました。
まるで羽のような、ふわりとした軽さに感じたからです。
作者と作品に大変失礼なことをしてしまいました(⌒-⌒; )


さらにさらに優れた絵作りが2点あります。

1、遠近法で「遠くは淡く、近くは濃く」と教えていますが、
こちらはあえて遠近法は排除して、「強調と省略」を選んでいます。
見せたい対象をしっかり描くことで、作者の狙いが感じ取れます。

2、人物は、色味やトーンを控えめにさせて、主役を見せるために黒衣に徹する役割を与えています。


とても素敵な作品に仕上がりました。

リビングに飾り、パリの思い出を回想しながら、ワイン片手に自作の絵をゆっくり楽しみましょう。


平賀太朗

〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。〕

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