【東京/大人の絵画教室】水彩筆④
↑頂いた筆巻きは、『倉敷帆布』という素材でできています。
その商品説明を見つけたので書きます。
「撚り合わせた綿糸を用いて織った平織りの地厚い織物のことを帆布といいます。
その歴史は江戸の末期より帆船に使われ、江戸と大坂の航路の発展にも関わる発明品でした。
明治に入ってからも軽くて丈夫な布として酒屋の通い袋から学生カバンまで庶民にとってなじみのものでした。
また、トラックの幌用として防水加工された帆布は日本の高度成長の一躍を担ってきました。
岡山県倉敷市は国産帆布の約七割を生産する日本一の産地です。
それは、この地区が元々綿花栽培が盛んだった上、糸を撚る技術があったことに由来します。
今でも撚り糸の組み合わせにより、その厚さは一号から十一号までの規格が守られています。
それが『倉敷帆布』です。」
オシャレでいいものを頂きました。とても気に入っています。
さて、今日はファン型筆の紹介です。
不思議な形をしたこの筆は、その名のとおり扇形の筆先を持っています。
「買ってはみたものの、使い方がわからないままずずっと筆巻きにしまってある」
という初心者の方もおられるのではないかと思いますが、
謎な形ですよね?
実は多用途の筆で、
画面に毛先を置くと、松やモミの木のような葉の形になり、
画面を擦ると“かすれ”が生まれ、髪、木目、滝、水面などの表現ができます。
画像の梅の木は、筆を寝かしたまま、下から上へ毛先に向かって逆らうように移動させ、さらに軸を回転させながら描いています。
ほかにも、アクリル画や油彩画でのグラデーションや、油彩画のグレーズ技法(薄めた絵の具を塗り重ねる技法)にも優れた特性を発揮し、幅広い用途を持つ超個性派筆なのでした。
※グラデーションは、2色を置いてその境目を撫でるとできます。
平賀太朗
〔東京の絵画教室/平賀美術倶楽部:水彩画、油彩画、アクリル画、パステル画、デッサン、その他様々な特殊技法が学べます。入会金無し。初日から手ぶらでOK。初心者のかたから経験者のかたまでお気軽にお問い合わせください。
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