【東京都葛飾区/大人の絵画教室】自由制作コース生徒作品講評(平賀美術倶楽部、初心者コース10月生募集中)

query_builder 2021/07/09
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油彩

《平賀美術倶楽部に通われている生徒作品の講評》


本作は平賀美術倶楽部の会員さんによるものです。
モチーフはチェコの世界遺産、チェスキー・クルムロフ城です。



サイズはF4(332×242㎜)と小さく、モチーフが細かいぶん、描きづらかったと思いますがよくここまで細かく描けました。


モチーフとサイズの関係は、、、
・小さい点や細い線、細かな造形があるものは→大きい画面
・奥行きのある風景やスケールの大きいものは→大きい画面

・野菜、果物、花、うつわなどの小さいものは→小さい画面

を選ぶことが基本ですが。そこは自由です。



テーマは『地の色の研究』で、今回の下地の色は『赤』。
ベースを赤くすると、出来上がりの印象が暖かくなります。
例えば紅葉、夕景、緑(赤の補色)の多い風景に合います。



下地の赤を完全に潰さないように、筆につけた絵の具を布で拭いながらの着彩、ボソボソとした綿のようなタッチも温かみを感じさせます。
チェスキークルムロフは赤い屋根のリズムが美しい街並みです。
緑の補色にも助けられ、絵になりやすい場所ともいえます。


ただし、同じ色調が続くので、写真どおり描くと絵も単調になります。


本作は、写真では分かりづらいですが、絵作りとして、様々なグリーンを使用しています。赤い屋根の表情も単調にさせない工夫が感じられます。
より絵作りを意識するならば、建物群を孤立させないためにも、グリーンの中にも(写真には無いが)レッドを所々入れる必要があります。
まだ途中なので、その点に注意しながら絵を育てていきましょう。



描き方の手順や技法、赤い地による画面に現れる効果がわかったので、描きやすい大きな画面に再挑戦しても楽しくなると思います。

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