【東京都葛飾区/大人の絵画教室】木炭の粉を使って画用紙にデッサンする(平賀美術倶楽部、初心者コース10月生募集中)
旧作でP3号程度の小品ですが、技法紹介のコーナーです。
モチーフはイギリスの港街ライ(Rye)です。
こちらの絵は、木炭で描かれています。
描画用の木炭は、画材としてどんなモチーフでも合いますが、微妙なトーンの変化が人体に合い、ザラザラとした質感は、歴史を感じさせる古びた建物や街並みが特に合います。
手順
①鉛筆(H〜HB)で下書き
注)鉛筆は鉛ですので、木炭が乗りません。描き込みすぎないように
②サンドペーパー(400番程度)で柔らかめの木炭を削り、大量の粉を皿に用意
③ベースを作る→刷毛を水で濡らし、粉をつけて、描きたいエリアまでやや淡めに塗る
④トーンを作る→明暗を確認しながら、刷毛に粉をつけて徐々に暗くする。
※この時点ではおおよその印象で終わらせる
⑤具体的にする→画面を完全に乾かし、
→暗くしたいところは、木炭やチャコールペンシルで加筆
→明るくしたいところは、練り消しゴムで抜きとる
⑥完成後→定着液(フィキサチーフやグラフィックスなど)を画面に吹き付ける
◎練り消しゴムの使い方
・そら豆くらいの大きさにちぎり、耳たぶくらいの柔らかさになるまで指でねる
・細い形は練り消しゴムをつまんでエッジを作り細く抜く
・面でトーンを変えたいときは、
練りゴムの面を画面に押し付けたり、弱めにこすったりしながら粉を取る
※まずは標準ランクの画用紙で実験しましょう。(本作はミューズ、サンフラワーペーパー)
高級紙では、メーカーによってはこの技法だと白く抜けない(練りゴムで消えない)場合がありますので、上記の紙や、F4で1000円程度のスケッチブック(ホルベインF430B -2など)がおすすめです。
完成後の画面に少し定着液(フィキサチーフやグラフィックスなど)を吹きつけてから、透明水彩で淡く着彩しても作品になります。
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